何かの目的

私たちはとかく

「あんな家庭に生まれ育ったから」とか

「アイツのせいでこうなった」などと

今の自分が上手くいかない状況を

自分以外のものへと責任転嫁し

他の何かに原因があると思いがちです。

そのような “原因論” ではなく

アドラーは “目的論” で世界を捉えています。

前回のブログでも紹介したように

「人は何かの目的があって

　今の状況を作り出しているのだ」と。

疲れるから頑張るのはイヤだ　

恥をかくから失敗したくない　

やれば出来る可能性を残しておきたい…

等々の目的を叶えるために

「こんな自分」であり続けようとするのです。

アドラーは性格を「その人がどんな風に

この世界と向き合うかという方法」だと言い

”性格は世界に対する自分のココロの態度”で

「こんな今の自分」を選んだのは

他ならぬ自分であり、

なんらかの目的がある と説いています。

この事実にご自分自身で気付き

自らをメタ認知し

より良い人生を歩むお手伝いが

”ココロのヨーガ”では出来ます。