数あるヨーガの呼吸法の一つに
スカ・プラーナヤーマがあります。
スカ(スッカ)とはサンスクリット語で
” 簡単な ” という意味の通り
吸う息より吐く息を長くするだけの
簡単な呼吸法です。
リズムは1:2のカウントで
吸う息の2倍の長さで息を吐きます。
1で吸ったら2で吐いて
2で吸ったら4で吐き
3で吸ったら6で吐く。最終的には
4で吸って8で吐くくらい
ゆっくりと深い呼吸にしていきます。
吸う息よりも吐く息の方に意識を向けます。
全部吐き切ってしまえば必然的に
次に吸う呼吸も深くなります。
呼吸とは読んで字の如く
まず ” 呼(吐く)” 方が ” 吸う ” より先です。
何でもそうですが
出す方が先です。
出入り口(入り出口とは言いません)
ギブ&テイク(ギブが先です。ギブギブギブ
とギブのみで生きろとも言われるくらい)etc.
”出す”ことが肝心なのです。
吐く息を長くすることで
副交感神経が優位となります。
なので、この呼吸法は別名
” 幸せの呼吸 ” とも呼ばれます。
緊張している場面や眠れない夜
心がざわざわとざわめく時
瞑想する前 等々…
日常のあらゆる場面に於いて
スカ・プラーナヤーマはお勧めです。
カラダのヨーガ教室でも いつも先ず
この呼吸法からスタートして心を整えます。
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