今日はヨーガの八支則(アシュタンガ)の中で
日常的にやった方が良いとされる
5つある勧戒(ニヤマ)の中のひとつ
読誦(スヴァディアーヤ)について書きます。
古くは「ヨーガの経典を読み勉強なさい」
という意味だったのでしょうが、
現代に置き換えると
ココロをより良くするために
本や雑誌、ネットでも種類は問いません
「文字を読むことによって
自分で気付き、覚醒しましょう」
という事だと私は思っています。
映画やドラマがダメだという訳ではなく
活字という媒体でいつでも振り返って
自分なりに想像することが出来るモノ
であることがポイントです。
何となく目にしたモノでも、人間の
潜在意識の中には案外、残っているものです。
その時は理解できずとも、後になって
理解できるモノは多々あります。
活字だと何度でも、その一部分だけを
振り返り、繰り返し学習することが
他の媒体に比べると容易な気がします。
最近は活字離れが進み
コスパ意識の高まりからか
得たい情報だけをすぐに簡単に
得られる媒体が人気です。
でもそのような情報は文字にしてメモを取り
何度も繰り返し見て、頭の中に入れない限り
すぐに流れて消え去って行きませんか?
そんな世の中だからこそ
時には、スピードを落として
こころ静かに 読書・読誦する
時間を作りたいものです。
より良い未来へ向かうために。
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