三従の道

昭和一桁生まれの母に

「どれがいい?」と聞くと

「これいい」とか

「それでもいい」…という様な

主体性があまり感じられない

返事が返ってきます。

こちらとしては

「これいい」とか

「それいい」と言って

一番好きなのを選んで欲しいのですが…

きっと長年、家族の為に

自分の気持ちに蓋をして生きて来た為

” 本当の気持ち ”を聴くことが

難しくなっているのでしょう。

古来仏教や儒教社会においては

「家にあっては父に従い

 嫁(か)しては夫に従い

 夫の死後は子に従え」

という ” 三従の道 ” があり

女性の身に備わる宿命だと

教えられてきました。

従う為には自分の意見や

考えを持っていては辛いです。

押し殺さなければなりませんから。

だから次第に考えなくなるのは

無理もありません。

時代は令和。SDGsも叫ばれる中、

全ての人が平等で尊厳をもって

生きることが出来る世界が

来ることを切に願います。

自分の尊厳とは?

何が好きで何をしたいのか…

何が嫌いで何がイヤなのか…

わからない人が日本人には多過ぎです。

かつての私もそうでした。

” 本当の気持ち ” に気付けば

傷つくかもしれないし

怖いから 見ようとしませんでした。

なるべく見ないようにしてきました。

本心を認めたくなかったのです。

でも…

自分を認める事が出来ない人は

他人も認める事が出来ないのことに

気付いたのです。

あなたもまず、

ココロのヨーガ” で

自分の “ 本当の気持ち ” に

気付くことから始めませんか?

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