アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)

今の人は写真なんてプリントしたりしない

のでしょうけれど我々世代の若い頃は

写真をプリントすることが

当たり前の世の中でした。

なので私も例外ではなく、子供の頃から

長く生きてきた分、大量の写真があります💦

先日やっと終活を兼ね、整理を始めたところ

目を疑う集合写真が。。。!!!

3つ年上の兄が中学の修学旅行で行ったことを

羨ましく思っていた長崎の平和記念公園。

整理した写真の中の1枚に その長崎の

平和記念像の前で写っている自分の写真

(修学旅行の集合写真)があったのです!

えー?私も行ってたんか?ウソでしょ?

14 or 5歳にもなっていたのに全く記憶になく

何年か前、長崎に家族旅行で行った時も

台風で平和記念公園行きは見送りとなり

いつか必ず行くんだと

決意を新たにしたばかりなのに。。。

44 or 5年前のこととはいえ

自分も行ったという事実は完全に抜け落ち

「お兄ちゃんだけ行けてていいなぁ」という

誤った記憶に置き換えられていたのです。

この写真が出てこなければ

完全に誤った記憶のまま

この先の人生を過ごしていたことでしょう。

そう、私は子供の頃からずっと

兄が羨ましくてしょうがなかったのです。

習い事や欲しいものは何でも手に入れ

勉強も頑張れと応援され

のびのびと好きな事をさせてもらえる兄。

物心が着いた時からモヤモヤは募り

「私はなんで女に生まれて来たのだろう」と

自分の運命を呪ったものでした。 

けれど今だから分かります。反対に

「男だから」とプレッシャーをかけられ

苦しく感じていた男子もいたであろうと…

無自覚のうちに自分自身も

男女差別をしていたかも知れません。

こんな風に自分ではなかなか気付けない

無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)

が誰にでも沢山あるのです。

瞑想を通してかなり手放したつもりでいましたが

きっと私にもまだまだ沢山あるのでしょう…

今回のこの長崎の修学旅行の集合写真を見て

改めて思い知らされました。

死ぬまでにひとつでも多くの

アンコンシャスバイアスを手放して

少しでも目覚めたいと切に思います。

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