はじめまして。藤原葉子と申します。
今でこそ私はヨーガ療法士、ライフコーチ、栄養士
として充実した毎日を送っていますが、実は
長い間ずっと”生きづらさ”を感じていました。
１９６０年代、九州で兄と弟の間に生まれた私は
子供の頃、兄弟と一緒に遊んでいても私だけが
遊びを中断し、料理をはじめあらゆる家事手伝いを
当然のようにさせられました。
勉強をしている時も「嫁にいけなくなる」
と言われ、学問も兄や弟のように
自由にはさせて貰えませんでした。
ずっと「なんで男女で差別するの？」
と疑問に感じながら生きてきました。
９つの時、病の為に右耳の聴力を失い
周囲の人から「可哀想」と言われ
自分では普通に暮らせて困ってなかったので
「なんで哀れまれるんだろう？」
と疑問に思いながら生きてきました。
短大を卒業後、期待と夢で胸を膨らませて
入社した会社でも”女性”であることや
”低学歴”（そこでは、ほとんどの方が大卒や
院卒だった為）を理由に望む職種には
なかなか就かせて貰えませんでした。
希望の職種に就き、スタートラインに立つまで
約１０年の歳月を要しました。
また、当時はイクメンなどという言葉もなく
育児も家事もほぼワンオペで
仕事との両立は本当に大変でした。
夫に相談しても
「そんなに大変だったら仕事辞めれば？」
と言われ、モヤモヤしたものです。
当時の地方都市では、未だ、働く女性
に対する世間の風は冷たく
「家のことをほったらかして
外で働くなんてわがままだ！」
と言われることも多く、女性達自身も
勤めに出る事を諦めている人が大勢いました。
「何で働くの？（生活が）厳しいの？」
と周囲の女性から心配される事さえありました。
私はただ自分らしく生きたいだけだったのですが…
学校では平等に教育を受けられるのに、
家庭や職場、社会全般にはびこる
あらゆる差別に「？」を感じながら。。。
けれども今は、その「？」があって
良かったとすら思っています。
「？」があったからこそ
物事を深く考えるようになれたし
現代社会でも、なお差別を受けている人達や
マイノリティと言われる方々の
置かれた立場や気持ちにも
寄り添う事が出来るようになれた
と思っています。
幼い時から、この世の真理が知りたくて
高校時代は物理部に所属。けれども、
数学について行けず、理系を断念した後は
哲学（特に東洋哲学）にヒントを見出し、
その道へと進もうとしたのですが、
「それで食べていけるのか？」と周りの
理解を得られず、長い間、自分が本当に
追求したいことを忘れる生活を送っていました。
結局、自分が何をやりたいのかも判らないまま
入社した会社も１６年で辞め、
自宅近くの銀行でパートをしながら
家事と育児に明け暮れる毎日を
なんの疑問も感じる事なく過ごしていました。
けれど40代に入ると、疲れが抜けず
身体に様々な不調を来たすようになりました。
「そろそろ何か身体に良いことを始めよう」と
思い始めた頃、ジムで出会ったのがヨガでした。
最初はただのエクセサイズだとしか
思っていませんでしたが
シャバーサナの後の爽快感 と
えもしれぬ安堵感 が忘れられず
気付いたらヨーガや瞑想、仏教の本を
貪るように読んでいました。
その頃、パート先でもイジメに遭い
打開策のヒントを得るために
心理学や哲学の本も読み漁りました。
そしてそれらがひとつに繋がり
気付いたら、深淵なるヨーガの世界へと
導かれていったのです。
スピリチュアルな力でインドにも引き寄せられ
行ってきました。（インドでのことは
おいおいブログでご紹介しますね）
そして50歳を過ぎ、子育てにもひと段落ついた頃
何かに導かれるように、自然と
ヨーガの道を歩み始め
ヨガ名：Ananta Kalpita devi
アナンタ・カルピタ・デヴィ
( 真の御神力を永久に愛でる女神という意 )
を授かりました。
そうやってヨーガの道に入った訳ですが
ヨーガの瞑想を何度も繰り返すうちに
ある時ふと気付いたのです。
自分を閉じ込めていたのは自分自身だった
ということに。
私達世代も親世代もそのまた上の世代の人々も
当時は「当たり前だ」「常識だ」と思われていた
先人たちの”観念”を受け継いでいただけで
時代的な背景もあり、仕方がなかっただけだと…。
私は被害者ぶっていただけで、実際は
自分がやりたくない事やしたくない事を
誰かのせいにして、やれない・しない理由を
自分自身が捏造していたんだ…という事実に。
今では、かつての私のように
自分らしく生きれずに悩んでいる方々や
何のために生きているのか分からない人達
これから先の人生に迷っている方々へ向けて
微力ですが、ヨーガを通して
より良い人生を歩むための
”お手伝い” をさせて頂いております。
自宅近くの公民館やお寺さまで
”カラダのヨーガ” を
そしてZOOMやLINE、電話などで
”ココロのヨーガ” をしています。
ライフコーチとして”断捨離” や
栄養士として”食事指導” も行いながら
ホリスティックな健康を目指して
活動しております。
まだまだ未熟者ですが
死ぬ時までには、今より少しでも
成長できるよう皆さまと一緒に日々
学んでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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お待ちしております🙏